様々な場面で大活躍!ミヅキのサングラス特集ブログ

2017年08月24日

度ありサングラスのレンズ色濃さの制限

昨年の夏、サングラスを作るために眼鏡ショップへ出向きました。そこで初めて知った事は、度入りサングラスのレンズには規制があって、ある一定以上に濃い色のレンズは、どのメーカーも生産していないということです。

当初は、視力とレンズの色の濃さの相関関係が理解できませんでした。今でも不思議に思っています。しかし、考えてみると、夜になると誰でもサングラスを外しますが、明るい昼間に車の運転等をしていると、トンネルもあれば、急に暗くなって、雨が降ることもあるでしょう。

時にはそれが、ゲリラ豪雨のような事態になることもあります。視力が弱い、あるいは乱視などの症状があって、日常的に度ありの眼鏡をかけている人は、そんな時に周りが見えづらいから眼鏡を外すと言う事がありません。

裸眼で運転できる人は、濃い色のレンズを使っていても、トンネルの中が暗いと感じれば、それを外しても、支障なく運転を継続できますが、近視でも遠視でも、運転免許証に「眼鏡等使用」の条件が付く人は、絶対に外す事はできません。

レンズの色の濃さ規制は、そのためなのでしょうか後でよく調べてみると、レンズの色には1から4までのカテゴリーがあり、可視光線透過率によって分類されていました。驚いたのは、最も透過率の高いカテゴリー1のレンズでさえ、その透過率は43〜80%です。

単純にレンズを通して見た感じでは、ほぼ100%透過しているように感じます。最も一般的なカテゴリー3にあっては、8〜17%の透過率です。ほとんど見えていないような感覚を覚えますが、違和感はありません。が夜間や暗いところでの運転には使用できません。更にカテゴリー4では、車の運転そのものに使用不可となっており、これは、視界と色の正確性を損なうためだとかで、視力が弱い人が濃いレンズを使用すると、影響があることが分りました。